みやまの高菜漬

みやまの 高菜漬

良質の高菜を手作業で漬け込む
伝統の味

みやまの高菜漬

 1904年、旧柳川藩主・立花公の命によりテスト栽培され、藩下の瀬高地区で本格的な高菜栽培が始まった。以来、幾度かの改良が行なわれ、現在は日本有数の高菜の産地となり、高菜の加工品として、高菜漬けの生産も盛んになっていった。
「寒暖の差がある方が、高菜が美味しく育つんよ。肉質が厚く、旨みがあって柔らかい。この高菜で作る高菜漬けは、シャキシャキの歯ごたえが最高!」と、漬物メーカー社長の釘嶋英人さんは胸を張る。
 大きな桶に塩とウコン粉を加えて漬け込み、乳酸発酵、熟成させた「瀬高高菜漬け」。契約栽培農家と地元漬物メーカーが、共同で作り上げた逸品は、全国各地へ出荷され、食卓に彩りを添えている。